ホビヲの映画感想文

ホビヲが観た映画の感想を描きます。

『ハドソン川の奇跡』エンジン停止の飛行機を川に不時着させる話

川に突っ込む飛行機の操縦席

空港を飛び立った飛行機、鳥の大群が両エンジンに飛び込み停止。そのまま空港に戻ろうとするも間に合わない。近場の空港も無理。降りられる場所はなく、まさかのハドソン川に不時着。そんな奇跡を起こした機長に疑いの目が向けられる。本当はハドソン川に降りる必要なかったんじゃないか、と。

知り合いの感想が、「ザ!世界仰天ニュース」の再現ドラマみたいな作品との評だったので、期待せずにいたがなかなかどうして見事な作品だった。クリント・イーストウッド監督は、物語のネタを現実に求めることが多い気がするが本作あたりからだろうか。クライマックスの公聴会、どんでん返しで爽快な気分にさせられ、構成でドラマはいくらでも面白くなるんだと気付かされる。

メディアに持ち上げられ、人々にヒーローと愛される機長のサリー。しかし、実際にはサイドビジネスがうまくいかず、家のローンが払えずに立ち退きの危機。そのギャップがなんともリアルで胃がキリキリしてしまった。名声だけでは食べていけない。食いっぱぐれないようにお金を稼がなければ。私もがんばろう。