これまでの人生を振り返ると、失敗ばかりな気がする。
なんであんなこと言っちゃったのだろう、どうしてあんなことしたんだろう。そんなのばっかり。たまにふと思い出してズーンとなることもあるが、たいていは笑い話に昇華できている(と信じたい)。
本作の主人公、ジョン・ファヴロー演じるシェフは自らの発言・行動によりソーシャルメディアで大炎上、大失敗をする。結果、彼はすべてを投げ出して自分を見つめ直し、本当の自分を見つける。
失敗しても人生終わるワケじゃない。また挑戦すればいい。そんな前向きなメッセージに溢れている本作。めちゃくちゃ元気をもらえた。
失敗したくない、とは誰もが思うこと。しかし、あまりに失敗を恐れ、行動を起こさないでいるとつまらない人生で終わりそう。
これからの人生も、できればたくさんの失敗をしていきたい。そして、本作のように面白い映画のような、面白い人生を送りたい。