ホビヲの映画感想文

ホビヲが観た映画の感想を描きます。

『ザ・スイッチ』陰キャな女子高生と凶悪な殺人鬼が入れ替わる話

f:id:hobiwo:20220417210541p:plain

展開は想定内だったけど愉快なお話だった。

見た目は殺人鬼だが中身は女子高生、見た目は女子高生だが中身は殺人鬼。設定の妙で随所で笑わせてくれる。笑いどころであろうグロいシーンは、酷すぎて笑えなかったが。

ジェンダーもちゃんと作品のテーマだった。男女の体格差が気持ちにどう影響するのかが上手に描かれている。

女子高生はごっついおっさんの殺人鬼になることで、自信を持ち元の体に戻っても「できる!」と相手に立ち向かっていく。健全なる精神は肉体に宿るとか宿らないとかいうけれど、気持ちで負けてちゃいけないのだというメッセージだと理解した。

また、力の弱い相手に突っかかる人間、人を見た目で判断し高圧的な態度をとる人間、そういう人々を皮肉っているお話だとも感じる。

本作を観た人は、見た目で人を判断する人間にはなりたくない。きっとそう思うはずだ。

ただ、殺人鬼の姿になった好きな人とのキスシーンは、もうちょっと待ってもよかったのではないかとも思う。