ホビヲの映画感想画

ホビヲが観た映画の感想を描きます。

『インターステラー』地球がダメになって宇宙に住めるところを探す話

腕時計でつながる父と娘
腕時計でつながる父と娘

  • 原題:Interstellar
  • 公開:2014年
  • 時間:169分
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
  • 出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン、エレン・バースティン、マット・デイモン、マイケル・ケイン

ネタバレなしのあらすじ

近未来、異常気象が続き、このままでは地球滅亡は避けられない状況に。宇宙に住める惑星はないかと探す科学者たち。きっかけは突如現れたワームホールだった。そこを通れば遥か彼方にワープできるという。

生きて戻れるかわからない危険なミッションに、ひょんなことから参加することになった男。最愛の娘に「必ず帰ってくる」と約束し、宇宙に飛び立つ。

インターステラー(吹替版)

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  • マシュー・マコノヒー
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ネタバレありのレビュー

『インターステラー』は劇場で観たい。そう思った私は2015年元旦のファーストデーを利用。20時スタートの回、ド真ん中の席をネット予約した。

かなり早めに家を出て自転車を駅の駐輪場に。電車に乗ろうとポケットに手をやると財布がない。家を出るときはたしかにあったのに。ノーマネーでは駐輪場から出庫できず、来た道を走って戻る。日が暮れた暗い夜道、財布が落ちていないかと探しながら。

家まで戻っても見つからず、結局近所の交番に行く。先客がいて、お巡りさんが机の上に何かを並べていた。見ると私の財布だ。紙幣、小銭、免許証やらカードやら、中身をすべて出して確認している最中だった。

「新年早々すいません!ありがとうございます!」「良かった良かった」となって手続きを済ませ、無事財布はポケットに戻った。問題はそれからだ。

全走力で走れば上映開始にギリギリ間に合うかもしれない。ここにワームホールはない。諦めるのか。いや、行くしかない。そうと決まれば猛ダッシュ。吐きそうになりながら劇場へ。席に着いたのは本編が始まるギリギリだった。

汗だくで心臓が破裂しそうな状態での鑑賞。前半はほとんど頭に入ってこなかった。

One More Thing...

続いて上映後の話。169分の熱量ある物語が終わり、劇場内の電気が点灯する。

あの二人、「ツー、トントン、ツーツー、トントン」で、やり取りするってどんだけ時間かかったんだろうか。などと思いながら、席を立とうとしたその時のこと。二列前に座っていたおじさんが、当然怒鳴り出した。

「最後のいいところでスマホつけやがって!」

上映中にスマホを見ていた隣の若者に怒っているのだ。劇場内に響く怒号。かなりの剣幕で怒られる若者も逆ギレ気味であわや一触即発。私は周囲の流れに合わせて、外に出たので、その後どうなったかはわからない。しかし、本作の余韻も何もあったものではなかった。

上映中にスマホをみるのはダメだけど、しかし怒りを爆発させて怒鳴るのもダメなはず。自分はそんな状況になっても楽しめるような、もっと心に余裕のある人間になりたい、そう思った。

この『インターステラー』、私には上映前も上映後もインパクトある出来事が起こった。こういう体験ひっくるめて「楽しめる」のが映画なのだろう。これからも記憶に残る素敵な映画体験をできればと願う。

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