ホビヲの映画感想画

ホビヲが観た映画の感想を描きます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(Everything Everywhere All at Once)

ADHDの主人公がもしもの世界を行き来して世界を救う話。アクション映画と見せかけた別物。そこを期待するとガッカリなはず。正直、途中まで『フェイブルマンズ』に行けばよかったと後悔するも、最終章でまさかの大号泣。 gaga.ne.jp

『静かなる叫び』(Polytechnique)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のモノクロ作品。1989年にカナダの大学で起こった銃撃事件が題材。女学生を狙う犯行シーンが延々と続き辛い。記録映画のようでもあるが、事件によって人生が狂う周辺の人々も描かれている。 静かなる叫びカリーヌ・ヴァナッスAmazon

『グーニーズ』(The Goonies)

ちびっ子たちが悪党から逃げながら宝探しをする話。屋根裏部屋で宝の地図を発見したとき、蠅を捕まえようとするひとりの青年。34年後、彼はマーベル作品でサノスになって、世界人口の半分を指パッチンで消滅させる。 グーニーズ (字幕版)ショーン・アスティ…

『ファミリー・ゲーム/双子の天使』(The Parent Trap)

別々に育った双子の姉妹が別れた両親の仲を取り持つ話。何度もリメイクされている物語で設定はさすがに秀逸。ただ、新しい婚約者を撃退する双子は悪魔のようにも見える。ハッピーエンドのためには必要なのだけども。 ファミリー・ゲーム [DVD]デニス・クエイ…

『パラサイト』(The Faculty)

宇宙人に取りつかれた人は誰なのかを当てる話。子供から大人に変わる思春期、少しずつ変わっていく若者たちとみんななにを考えているのかわからない若者と、宇宙人に取りつかれて設定と心理描写の妙が冴えている。 パラサイトジョーダナ ブリュースターAmazo…

『マグノリア』(Magnolia)

クイズ番組の関係者がそれぞれ人生の生きる意味を考える話。人にはそれぞれ理由があり、それぞれに繋がっていて、社会はできている。そんな当たり前を見事な群像劇から描き出している。トム教にしたら信者増えそう。 マグノリア(字幕版)ジェレミー・ブラック…

『マーズ・アタック!』(Mars Attacks!)

地球を襲う火星人を撃退する話。怪しい火星人を迎え入れる地球人は何度も裏切られる。ハチャメチャな退治方法は見事としか言いようがない。豪華出演者が「出演しなきゃよかった!」と後悔してなければいいのだけど。 マーズ・アタック! (字幕版)ジャック・…

『シン・ゴジラ』(Shin Godzilla)

天災と見紛うゴジラに立ち向かう人々の話。ゴジラを前に登場人物全員が自分の役割をまっとうしようと奮闘。足を引っ張る人が出てこないので嫌な気持ちにならない。現実もみんながんばってる人ばかりで同じだと思う。 シン・ゴジラ長谷川博己Amazon

『天空の城ラピュタ』(Castle in the Sky)

空飛ぶ城を巡って世界征服を企む悪人と戦う話。困ったときは「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」と唱え、それでダメだったら「バルス!」と唱えよう。トーストに卵をのせて食べたくなる。 天空の城ラピュタ [DVD]ウォルト・ディズ…

『ひみつの花園』

お金大好きな女の子が大金を手に入れようと奮闘する話。目的のために手段を選ばない姿に笑ってしまう。その目的がお金という手段に過ぎないのがまた皮肉。低予算であることを逆に武器にした演出の数々に拍手したい。 ひみつの花園西田尚美Amazon

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(Star Trek Into Darkness)

怒れる超人を相手に円満解決を目指す人たちの話。冒頭から手に汗握るシーンが次から次に展開し、最後までまったく飽きさせない見事なアクション大作。超人が叫びながら無双するシーンは繰り返し観たくなってしまう。 スター・トレック イントゥ・ダークネス …

『ホワット・ライズ・ビニース』(What lies Beneath)

幽霊が見えているのに誰にも信じてもらえない話。サスペンス映画の表現技法を凝縮したヒッチコックのオマージュ映画だと思う。あらゆる作品で、テーマを設けて挑戦し続けているロバート・ゼメキス監督。見習いたい。 ホワット・ライズ・ビニース (字幕版)Har…

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(Spider-Man: No Way Home)

家に帰れなくなる話。びっくりするほどびっくりした。見たいものを見せてくれるサービス精神旺盛なエンタテインメント作品。敵が出てきて戦うだけの単純な話じゃない。鑑賞時、3回ほど拍手が起こり、私も拍手した。 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム (…

『ラストナイト・イン・ソーホー』(Last Night In Soho)

昔はよかった、とは言えない話。ロンドン怖すぎる。もっとも、思ってたのとは違う怖さ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』みたいなシーンもあった。ジャンプスケアで5センチくらい飛び上がってしまい恥ずかしかった。 ラストナイト・イン・ソーホー (字幕版)ト…

『ザ・スイッチ』(Freaky)

陰キャな女子高生と凶悪な殺人鬼が入れ替わる話。ハートウォーミングな展開は弱く、数多の殺人手法が笑えるほどに酷かった。もし実際に起こったら、入れ替わってた時の犯罪は司法の場でどう裁かれるのかが気になる。 ザ・スイッチ (字幕版)ヴィンス・ヴォー…