ホビヲの映画感想画

ホビヲが観た映画の感想を描きます。

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』(One Last Deal)

作者不詳の名画を買うために老画商が金をかき集める話。一枚の絵のおかげで家族との絆を確認する老画商。時代に取り残され、寂しく死ぬのが嫌なら家族を大切にしなきゃと思った。フィンランドの家が広すぎて切ない。 ラスト・ディール 美術商と名前を失くし…

『プリズナーズ』(Prisoners)

娘を誘拐された父親が頼りない警察に痺れを切らし「独自調査」をする話。ウルヴァリンとミステリオが戦ってるみたい。「囚人たち」は誰?と先が読めない。予備知識は少なめで観た方が良い。153分と少し長めだった。 プリズナーズ(字幕版)Hugh JackmanAmazon

『サウンド・オブ・メタル』(Sound of Metal)

耳が聞こえなくなるドラマーの話。当たり前を失う恐怖。抗うも事態は好転しない。自分なら事態を受け入れられるだろうか。問題が生じたら乗り越えようとするのが正しい姿と考えがちだが、本作の答えはそうではない。 サウンド・オブ・メタル ~聞こえるとい…

『ヘレディタリー』(Hereditary)

怖すぎる。得体のしれない怖さに満ちている。レーティング「PG12」には納得いかない。小学生以下の場合、保護者同伴での視聴を許可してるようだが、絶対にダメ。最低「R15」、常識的には「R18」。鑑賞時はご注意を。 ヘレディタリー 継承(字幕版)トニ・コ…

『DUNE/デューン 砂の惑星』(DUNE)

香料をめぐって争いの絶えない砂の国で救世主が目覚める話。観始めてから「PART ONE」と知ってびっくり。圧倒的映像美、劇場で観てよかった。8,000年後も英語が公用語のようなので、やっぱり勉強した方がよさそう。 DUNE/デューン 砂の惑星(字幕版)ティモシ…

『フリー・ガイ』(Free Guy)

自我に目覚めるモブキャラの話。ストシンのスティーブも大活躍。『レゴ・ムービー』『レディ・プレイヤー1』『トゥルーマン・ショー』が好きなら、きっと好きになるはず。水槽の中の金魚は自身を象徴してたのかな。 “フリー・ガイ (字幕版)ライアン・レイノ…

『ブラック・ウィドウ』(Black Widow)

女スパイの悲しい過去を描く話。家族ごっこなどのコメディ要素もあるが、悪の組織が酷すぎてどんよりした気持ちに。母親スパイ役のレイチェル・ワイズの実生活のパートナーは007役のダニエル・クレイグなのを思う。 ブラック・ウィドウ (字幕版)Scarlett Joha…

『ジョジョ・ラビット』(Jojo Rabbit)

みんな英語を話すけど第二次対戦中のドイツの話。コメディかと思いきやかなりの残酷描写があってびっくり。子供の目線で戦争が描かれ、そのバランスが絶妙だと思う。母親の一人二役が素敵です。ヨーキー好きすぎる。 ジョジョ・ラビット (字幕版)Amazon

『500ページの夢の束』(Please Stand By)

スタートレックで頻出するフレーズ『Please Stand By(そのまま待機ください)』が原題。トレッキーの心に刺さるタイトルらしい。邦題は『500ページの夢の束』だが、脚本は500ページじゃなくて427ページだったはず。 500ページの夢の束(字幕版)ダコタ・ファ…

『プレステージ』(The Prestige)

手品で人々を驚かすことに命をかける男たちの話。映画が世に生まれた当初は手品みたいに観客を驚かす「見せモノ」だったらしい。渾身の映画愛で観客を「騙す」クリストファー・ノーラン監督と主人公が重なるようだ。 プレステージ (字幕版)ヒュー・ジャック…